「怖いから一緒に帰ろう」頑張って言ってみた でも結果は 分かる…
「…ムリ………」
やっぱりね 頑張って言った分 傷つく… 涙が出る前に…
「だよね!バイバイ また明日」
私は急いで図書室を出た
あまりの寒さで涙なんかわすれて 鳥肌が立った
「おっ みずき!」
「あっ たっちゃん!」
「何で こんな時間まで いんだ?」
「図書委員で ちょっとね」
「あぶねーし 家まで送るよ」
「あり「帰んぞ…」
えっ?今のは 私でも たっちゃんでも ない…
声がしたほうを向くと さっきまで 一緒にいた かずや君…