……まぁ、鈍い音がしただけであまり痛くはなかったけど



一応「痛い」とつぶやいた。



「シカトすんなよ!なんか俺1人で喋ってるみたいじゃんかよ!」



「あははごめんごめん」



「棒読みかよっ!」



「結衣ー、遥ー、ご飯食べないの?冷めるわよ?」



お!良いタイミングでお母さん登場。



「食べるー!」



私はそう言って、椅子に座った。



そして、ふと時計を見ると…



8時35分



……私どんだけ遥と喋ってたのっ!?



いや違う、私の心で語ってた時間が長かったのか…



まぁ、いつものことだし、いっか!



そう思いながら私は朝ごはんを食べた。