「うちと美穂は2年のとき同じクラスだったけど、あー見えて性格きつい時があるからね…」

「えっ?」

「あっごめん独り言。気にしないで!」

「うん…」

そーなんだ。
やっぱ裏があるのかな?

「ごめん遅くなったー」

「大丈夫誰も美穂のこと待ってないから」

(えっ?千佳ちゃん!?)
千佳ちゃんはいきなり喧嘩腰で美穂ちゃんに言った。

「は?何その言い方!」

「冗談ってー」

(あっ冗談か。焦った)

「千佳ちゃんのは冗談に聞こえない!」

美穂ちゃんは若干怒っていた。