大好きなキミへ。

「今日瀬戸口さんにね?バトミントンの練習うまくいっているかなと思って聞いたら、瀬戸口さんがなんか慌てながら、いきなり大丈夫です。できるです。…あれっ?っとか言い出してさー」

そこまで言うと今村くんはまた笑い出した。

「え?瀬戸口さんってそんな性格やったの?意外!」
「だろ?おれももっと真面目な人かと思ってたのに…なんかねー」

「えっなんかごめんね。」
(この人たちはいったい何を言い出すのだろう。)

「いや別にいいけど~日本語大丈夫?」

と、岡崎くん。

「…だ、大丈夫だけど!!」
「それはよかったです。話せてるです。」

「…!!」

二人は笑いながら去っていった。

(えー何あれ!!)