ヤキモチ?を否定したけど横尾さんがいいなと思ったのは否定できなかった。あれからどれくらいバスケットコートを見ていたんだろう。

「よし!!練習終わり!」

今村くんが大きな声で言った。

(えっもう終わり?意外と時間たつの早かったな)

私はラケットを片付けにステージの方ほむかった。

「瀬戸口さん。バトミントンどう?」

「ん?あっ横尾さん!!」

私から見て横尾さんは遠い存在の人だったから、話しかけられてビックリした。

「うん。いい感じだと思うよ!!」

「そっかーよかったよかった!じゃあね」

「うん」

(やっぱ横尾さんは違うな…私だったら人の心配とかできないよ)

私は教室へと戻った。