大好きなキミへ。

「あっ幸じゃん!」

「?」

振り向くとそこには幸の部活仲間の
大山 薫ちゃんが来ていた。

「あっかおりんー!かおりんは何組だった?」

「1組だよ!」

「まじっ!一緒じゃん!」

2人は手をとりあって飛び跳ね始めた。

いいな、本当に仲いいんだろうな。
私に友達とかできるかな?

私はクラス表を見て自分の名前を探し始めた。