恋する猫は、月の下~母さんの昔話~

リクは山で倒れているところを、清汰に助けてもらいました。

話を聞けば、身寄りもなく、何も覚えていないと言うリク。

かわいそうに思った清汰は、屋敷に置いてもらえるよう主人とおかみさんに掛け合い

猫の世話が出来るならと、リクは屋敷で働くことになりました。

仕事や生活に不便はないかと、清汰が気にしてくれるたび

リクは幸せで胸がいっぱいになり、自分に出来る仕事を頑張ろうと思うのです。