俺は力なくベッドに倒れ、そのまま深い眠りについた。



ザザンーーザザンー…


いつもの夢の世界。


俺は砂浜に立っている。


『リオ』


美姫は俺のなまえを呼んで微笑んだ。



「なぁ美姫。なんで・・・なんで死んだんだよ。」


俺は美姫に訪ねた。


でもやっぱり美姫は何も言わない。



ここまでは、いつもと同じだ。



でもひとつだけ違っていた。


美姫はニコッと微笑むと


『リオ、大好きだよ』



と、そう言った。