あたしは金縛りにあったようにその場で動けずに固まっていた。 「僕は君をずっと探し求めていたんだよ。」 「あ…たし……を?」 「そう。きみを。」 彼はスッと手をあたしの頬に添えた。 とてもキレイで細い指。 でもとても冷たい。 まるで…彼が、彼自身が凍ってしまっているように。