「僕と美姫は間違いなく姫、レイラと人間、朝陽の間に生まれた双子だった。」 奴は懐かしむようにどこか遠くを見る。 「君は美姫、僕は勇羽(yuu)と名付けられた。」 あいつの名は……勇羽なんだ…。 「……」 「僕と君はそっくりな双子だった。何もかもが同じ…はずだったんだ。」 勇羽はあたしに視線を戻した。 いつもの冷たい目に。