「っ!?」 そこにいたのは、リクトではなく 小柄な女子。 俺たち以外のやつがここを知っていることにまず驚いた。 「おいっ。おいって!」 俺はとりあえず夕方だったのでそいつを起こした。 「ん……ん~」 でも、どんなに揺すっても起きない。 日はどんどん沈んでいく。 学校のカギが閉められる前にでねぇと…。 どうしようもなかったので俺は寝ているそいつを担ぎ上げ部屋に連れてきた。