その日は、何も思い出せないまま朝が来た。 「ふあぁぁぁ……」 「おい、リオ寝不足か?」 「……おかげさまでな」 夕べはずっと、その"美姫"ってやつを思い出そうとした。 でも、思い出せなかった。 それで、気づけば朝…… まじ、眠ぃ…… 今日はさぼるか…。