その時、スッと手が顎に添えられ顔が近くに来た。 「…何言ってるの?君は"物"じゃなくて、ただの"道具"だよ」 「やッ」 「道具に感情は…いらないよね。それを教えに来たんだ。」 その瞳の奥があまりにも怖くてあたしは彼の胸を思いっきり押した。