「ジュンソン、韓国ってどんなとこ!?」
「おい、まずは乾杯だろ?あと自己紹介!!」
「何よ!!童顔!!」
また始まった二人を見て、ジュンソンが大爆笑している。
「仲良いデスネーうはは。日本のお笑い番組と同じデスー」
「…もぅ。」
とりあえず
仕切り直して乾杯をした。
「ね…サチコ、僕にもお箸ちょーだい。」
「サチコ!?」
いきなりゆうちゃんが大声を出した。
「はい?どうしましたか?」
「いや…呼び捨て…」
「いーじゃーん☆はい、ジュンソン、箸!!」
ゆうちゃんを押しやって、みっこが腕を伸ばした。
「おーありがと、みっこ♪」
「いーえ☆ね、韓国の話ききたいなっ」
「ん、イイデスヨ?」
人懐っこいみっこはジュンソンが例の怪しい男とは気づかず
すっかり意気投合した。

