ハ・ジ・メ・テ!


「ジュースは…」


キッチンの奥ではみっことゆうちゃんが
また喧嘩をしながら、チキンを温めたり、ウインナーを焼いている。


確か
綺麗なグラスがあったような気がするな…


(あ、あった。)


「んー…」


あー
届かないや…


「ね…ゆうちゃ…」


ス…


「これ?」


ふわんと甘い香りがして、顔をあげるとジュンソンの顔があった。


「あ…///うん。」


ジュンソンは軽々とグラスをとって渡してくれた。


「ありがと…」

「(名前)はちっちゃくて可愛いな。」

「か、かわいいっ///!?」

「ん?うん、カワイイ。」

さらっと言ったジュンソンはニコニコ笑っている。



(外国人…外国人///マナーよ。女性を褒めるのがマナーだって…)











「ぷ、免疫なさすぎ♪」

「は!?」

「えー…ゆうき危ないんじゃないの?」


サチコとジュンソンを見ながら
みっこは面白そうにつぶやいた。