最後に
大和さんが説明した



家族で過ごす…


『去年みたいに
今年も過ごせると思っていた…。』



ニューヨーク行きが決まった時
ずっと考えていた事


理由を付けて諦めていたのに


大和さんは
いとも簡単にかなえてくれた…


どうして
いつも
私の願いがわかっちゃうんだろう…?



「さ、鈴さん。
ケーキもあるし、料理もある。

クリスマスを楽しみましょう。」


大和さんから
大好きな笑顔と共に差し出される手


「はい!!」


私も負けないくらいの笑顔で
その手を取った


「メリークリスマス。
大和さん。」


「メリークリスマス。」


そして

私は今年も
大切な人たちと共に
最愛の人の愛に包まれて
幸せなクリスマスを過ごした

















End


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