「疲れたか?少し休む?」 心配そうに、私の顔をのぞき込こんできた 「…ううん!大丈夫! さっ、行こう!花火始まるよ!」 無理に作った笑顔をお見通しの哲輝…。 けど哲輝は曇った顔を笑顔に変えた 「うん!そうやなぁ! 俺がいい穴場連れてくわっ!行こう!」 そういって私の手を掴んでとことこと歩き出した。 5分位歩いて結構短い階段を登り切った瞬間…