[短]ソライロ



――ドタドタドタドタ


「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」

  
バンっ!



「市川くん…」


俺はおばさんの声に何も言えなかった

ただ目の前の眠る飛鳥を見て



声が…体が…勝手に…動く




「飛鳥…飛鳥…あすかぁ!」




俺はベッドに駆け寄った。

ベッドにしがみついて何度も『飛鳥』と叫んで泣いた。


「なんでぇ…なんでだよ…クソッ!」



バンッ…


俺は手に持っていた封筒を投げ捨てた。