[短]ソライロ




こんな蒸し暑い時期に…




「ごめんねっ…」


「何が?」


「毎日、毎日来て貰って…
なのにこんな格好までさせて…」


私は哲輝を見れなかった


「あぁ…そんなんいいねんって!別に気にするな!」




今日は…何故か元気が出てこない…


いつもなら哲輝が来たら
病気なんて吹っ飛ぶぐらいの元気なのに…。



「哲輝…」



「ん?」

哲輝から視線をそらし、天井だけを見つめた。


「…いい―よねっ…」