[短]ソライロ



哲輝と"生きる"と約束して


もう数ヶ月が経った




私の容態は全く良くならずいた





ビニールに囲まれた部屋で毎日を寂しく過ごしている。




ただ、ぼぉーとしているのは暇だから母に頼んで毛糸を買ってきてもらった。



そして私は、毎日少しずつ編んだ。






3月23日 哲輝の誕生日!!


哲輝はいつもと同じ時間にやってきた。


「よぉ!」