小さいあなたが好き




放課後


一馬くんは委員会があるからあたしは教室で待ってた。


誰もいない教室。


あたしは机に伏せた。



「一馬くん…」



いつまでこうすればいいの?


あたしは優しい一馬くんが好きなのに…


付き合えばきっと幸せだと思ったのに…



「幸せじゃないよ…」