小さいあなたが好き




「一馬くん?」


「いっしょに食べよう」


「でも…」



あたしはりんりんのほうをちらっと見た。



「あたしは大丈夫、亜由たちのグループに入れてもらうから」


「…ごめん」


「いいよ、彼氏なんだから」



そしてこの日からりんりんとはお昼を食べられなくなった。