「帰るの?」


「ああ」


「そっか、じゃあね」


「真奈美!」



すると達樹の手から何かが投げられた。


あたしはそれをキャッチする。


りんごジュースだった。



「またバスケやろうぜ」



達樹は笑顔で言う。