「やっちゃって良いよ」 男は待ってましたと言わんばかりに一斉に私へと歩み寄る。私にはもう…恐いものなんてない 念のため護身用に持っていたナイフを鞄から取り出し、部屋の片隅へとそそくさと移動した 「それ、何のつもり?」 「…こんな人達に好き放題されるくらいなら…貴女に無様な姿を見られるくらいなら…死んだ方がマシだよ」 「…そんなの出来っこないでしょ」 以前の私なら出来なかったと思うけど…今なら出来る。これ以上失うものなんてないし…レイプされて嫌な思いするくらいなら…こうした方がいい…。