「……帰ります」 「ちょっと待てよ」 見知らぬ男は私の腕を掴んだまま離してくれない。力を込めてほどこうとしても出来ない まだ身体が素直に言う事を聞いてくれない。小刻みに身体が震えてまともに相手を見れない やだ…気持ち悪い… …帰りたい 「あんた、可愛かった。ねぇ良かったらまた会ってよ」 「…嫌です……離して…」 「ふぅん。これでも嫌って言える?」 「…何これ」 見知らぬ男は私との情事を携帯で撮影したのか、一部始終見せられた やだ…こんなの……嘘… やだ……やだ…。