嘘偽りの愛しい体温-Ⅱ-



「あれ?」


「こ、こんにちは」


「蓮ちゃん相変わらず女遊びしてるん?昔っから面食いやね蓮ちゃんは」



女遊び?昔から面食い?


って事は私、彼女に思われてない?



「里桜は俺の女だ。こいつは梨花。幼なじみと言った所か」


「え…彼女!?」



蓮也、私の事俺の女って言ってくれた。嬉しい。凄く、嬉しい



けれど、幼なじみの女の子は目を見開き私をじっと見つめたままでいる


そんなに珍しいのかな


って蓮也が女遊び激しいのは昔からなんだ。