「ちょ、ちょっと待ってっ…」 「待たない」 「あ、朝からこんな事…」 「こんな事って?」 「そ、それは…」 「それは?」 「……へ、変な事…い、言わせ様としてるでしょ!?」 「さぁな」 蓮也は不適な笑みを浮かべたまま、唇を首筋から鎖骨へと滑らせる 柔らかく熱の含んだ舌の感触に、ぴくんと肩が揺れる それを見てまた蓮也は不適に笑っている事が見なくても伝わって来る だってそれが蓮也なんだもの。