「お前が待たねぇなら、仕事が終わり次第お前の部屋へ行く。どっちが良いか選べ」
「こ、此処で待ってるよ」
だって私の家は蓮也の職場からだと少し遠いし、手間掛けさせたくない
って……この結果になる事わかってて言ってるよね絶対。だって蓮也、今鼻で笑ったもの
やはりなって顔してるもの
掌で転がされてて悔しい。いつもこんななんだから
「行って来るな。誰か来ても開けるなよ?いいな?」
「もう!私は子供じゃないんだから、ちゃんとわかってるよー」
「そうか。じゃあな」
「いってらっしゃい」
蓮也は私の額へ口付けを落とし、玄関を後にした。

