嘘偽りの愛しい体温-Ⅱ-



「落ち込む必要はない。わかったか?」


「う、うん。有難う蓮也」


「礼を言われる様な事はしてない。里桜、食べたらドライブでも行くか?」


「ドライブ?ううん、今日は何処にも行かない。蓮也とまったり過ごしたい」


「気を使うな」


「気なんて使ってないよ私」




蓮也はじっと私の方へと視線を向けて暫く停止した後、私の腕を掴み引き寄せ顎に手を添え顔を上げられ覗き込む


な、何、急に…?