嘘偽りの愛しい体温-Ⅱ-



「蓮也、本当に食べなくて大丈夫だよ。味気全くないし美味しくないでしょ」


「味はなくともお前の愛情が入ってるからな。美味い」


「……蓮也」




あっという間に炒飯たらいげる蓮也。美味しくないのに…悪い事しちゃった


作らない方が良かったな…




「おい」


「…ん?」


「落ち込む必要がどこにある?お前は俺の為に作ってくれた。どんな味だろうと嬉しいに決まってんだろが」


「…うん」


「それに、余程不味いものなら全部食わねぇからな俺は。お前の作った炒飯は美味かった」


「蓮也」



この人はどうして、こんなにも優しいんだろう。凄く優しい。