嘘偽りの愛しい体温-Ⅱ-



「はぁ…はぁ……産まれた?」


「よく頑張ったな、里桜」



蓮也は私の額を何度も何度も撫でながら、涙目で微笑んでる


蓮也…泣いてる?


私も赤ちゃんの声を聞きながら感極まり、自然と涙が頬を伝う


生まれて来てくれて有難う


私達の赤ちゃんになってくれてありがとう


また一つ幸せを与えてくれてありがとう


ただただ感謝の言葉しか出て来ない。