嘘偽りの愛しい体温-Ⅱ-



「何が不安なんだ?俺が困惑するとでも思ってたか?」


「…う、うん」


「馬鹿。嬉しいに決まってんだろーが。俺は勘違いじゃない事を願う」


「…蓮也」


「だから余計な心配するな」



蓮也は車に乗り込むと、頭を優しく撫でてくれた


もし妊娠していても、不安に思う事はないんだね。喜んで良いんだよね



「…蓮也、有難う」


「当たり前の事を言ったまでだ」


「クスクス、そっか」



相変わらずな蓮也にほっと安堵した。