「どう言う知り合いなの?」 「二人共同じ仕事をしていてな。所属する部隊は違うんだが、会議で会った事がある」 「…って事は…あの新婦さんも特殊部隊って事?」 「ああ」 「女性なのに凄いね。あんなに綺麗な人が強いなんて、本当凄いな」 「だな」 「あ、今新婦さんに見とれた?」 「まさか。教会の雰囲気が良いと思ってな」 「本当にー?」 「何だ、妬いてるのか?」 「べ、別に違うもん」 「わかりやすい奴」 蓮也は小さく笑いながら私の手をそっと握ってくれた。