「私、これからもあの人と会おうかな。お母さんと呼べる日が来るかは分からないけど…会いたくないって思わないの」


「無理に母親を意識する事なんかねぇ。その内自然に思えて来んだろ」


「そうだね」



蓮也の言う通りだわ。無理にお母さんだと思わなくて良い。普通に会って食事するだけで良いんだから


深い事は考えずに、ただ会って楽しめば良いのよね



「蓮也、有難う」


「礼なら身体で払え」


「なっ!?ま、またそう言う事言うんだから。蓮也のえっち」


「お互い様だ」



蓮也はふっと小さく笑うと、私を再び軽々と抱き上げ寝室へと入って行く


身体でって…本気だったんだ


もう蓮也ったら本当に野獣なんだから


だけどそんな蓮也も好き


愛してるよ。