嘘偽りの愛しい体温-Ⅱ-



私の姿に気付くなり、立ち上がり嬉し気な笑みを浮かべる女性


その表情を見ると、本当に私に会いたくて仕方なかったのかとも思えてくる



「里桜ちゃん。会いたかったわ。何飲む?コーヒー?」


「はい、コーヒーを頂きます」



母親と名乗る女性は店員を呼びコーヒーを頼んでくれた


よく見てみると、自分で言うのもなんだけど…目元とか私、この人に似てる…?



「聞きたい事があるんでしょう?何でも聞いてちょうだい」


「あ…あの……本当に私の母親ですか?」



思い切って聞いてみた。