嘘偽りの愛しい体温-Ⅱ-



その日は仕事を終え真っ直ぐ帰宅し、夜帰宅した蓮也に明日会う事を伝えて一日を終えた


――会う当日


仕事をしていても、お昼を食べていても夕方の事が気になって仕方ない一日だった


喫茶店の中へ入るのに躊躇ってしまい重い足取りで歩んでしまっている事に気付く


頭の中で色々考えてしまっている自分がいて、朝から考え過ぎているせいか少し頭痛もする


そんな中、喫茶店のドアをくぐり店内を見渡せば、この前会った母親と名乗る女性が奥のテーブル席に座っていた。