嘘偽りの愛しい体温-Ⅱ-



「帰って続きやるか」


「へっ!?なっ、何それ」


「何ってセッ…――」


「きゃーっ!言わないでーっ」


「ぷ、くくっ」


「なっ、何がおかしいのよっ」


「…っ、いや別に」



今の明らか私の反応を見て楽しんだよね。絶対そうだよね。未だに少し肩を揺らして笑うの堪えてるもの



「もう知らな……――っ!?」



蓮也なんか知らないと言おうとしたその時


一発の銃声が鳴り響いた。