「またお前は可愛い事言いやがって」



蓮也はチラッと私へと視線を向ける


だって、本当の事だもん。蓮也が一緒なら、どこだっていい。どこでも楽しいに決まってる



「本当の事を言っただけ」


「ったく。夜景よりベッドへ沈めたくなるな…」


「なっ、何言ってっ…」



蓮也の言葉に頬が真っ赤に染まり熱くなるのがわかる


冗談って分かってるのに胸がドキドキと高鳴って仕方ない


凄くドキドキしてる。