嘘偽りの愛しい体温-Ⅱ-



緊張する中、意を決して玄関のドアを開き中へと足を踏み入れる


蓮也の顔を見たら何て声を掛けよう。話してくれるか分からないけど…ずっとこのままなのは嫌


心拍数が上昇する中、リビングへと繋がるドアを開く


リビングから繋がるカウンターキッチンから何かを焼く音がすると共に香ばしい匂いがする


何か作ってる?


恐る恐るキッチンへと歩み寄る



「お帰り」


「…た…ただいま」



蓮也、ご飯作ってくれてる。