「私次第とか訳が分からないよ。私…今までどんな気持ちでいたか…」
「お前がしっかりしてりゃあ、こんな事にならない。隙があるから男にああやって触られんだろ。もっと早く俺に相談してりゃあ…――」
「相談?毎日疲れて帰って来て…夜も仕事で居ない日だってあって。いつ言えって言うの?蓮也に余計な荷を追わせたくないから言わなかったんじゃない…確かに隙がある私も悪かったかもしれないけど……でも、あんな言い方しなくても……私だって好きであんな風になったんじゃないんだから……蓮也の…馬鹿っ!」
気付くと私は蓮也の横を通り過ぎ、部屋を飛び出していた。

