「…たかが傷ごときで気にすると思うのか?なら、俺はどうなる。傷だらけだろが」 「…でも」 「お前の全部、傷も含め愛しいと思うのはおかしいか?俺を想い付けた傷なら尚更愛しくて仕方ない」 蓮也は私の服を捲ると腹部を露にし、そこへ顔を埋めれば傷痕にちゅっと口付けを落とす そんな風に思ってくれるなんて、嬉しい。蓮也の言葉はいつだって私を安心させてくれる 言葉だけじゃない。私が大切だと、いつも態度で示してくれる。とっても有り難くていつも感謝してるんだよ。