そうこうしている内にやがて日が回った為、現地解散になり蓮也と私は車に乗り込んだ 皆、とっても楽しくてユーモアがあって、本当に仲が良いんだなって思った 「皆、仲がいいんだね」 「馬鹿な奴の集まりだ」 「そんな事ないわ。本当に皆素敵でとっても楽しかった」 「そうか、それなら良かった」 蓮也はふっと表情を緩めると、ハンドルを握る反対側の骨張った大きな手で私の頭を撫でる この時間がとても好き とっても心地良い。