「俺さ、もうじき家無くなるかも」
「.....え???」
桃奈は目を大きくして驚いていた。
「小さい頃さ、祖母が病気だったから、入院させたんだ。
治療費とか入院代とか、凄く金が掛かった・・・・」
俺は悔し涙を溜めてる.....。
「だから家売らないと、借金返済できないんだよ。
だから、同居してくれと頼んだんだ」
「・・・・・うちなんかごめん」
何もしてないのに桃奈が謝る・・・。
「うち、雄樹の事何にも知らなくて、暴言多いよね私。
雄樹の悲しい気持ちも分かってあげられなくて・・・・・・・」
「俺はもう大丈夫。返済もした。だけど家が無いからさ」
俺って最低な奴だ。
高校入学と同時に桃奈に同居しろ。とかいったし・・・・
「・・・・いいよ♪」
「え?本当か?」
「だって、うちらもうカップルじゃん♪そんなの大丈夫!!」
「お前本当にいい奴でカワイイな・・・・・」
俺は半べそをかきながら桃奈を抱きしめた。

