白緑蝶"ever since【続】

唇が触れ合う一歩手前で発した
私の声に、ソラはフーと強く息
を吐いた。

「また、その話?」

「だって・・・」

「あんなに何度も行くと
 行った以上は行かないと
 マズイだろう?
 
 でも、どうしても無理だと
 言うなら、俺の仕事が
 どうのこうので無理だと
 言うしかないな」

「そんなぁ」

ソラは、思い悩む私を放って
おいて、どんどん洋服を脱が
せていく。

脱がされながら、私はまだ
ぼーっと考え込んでる。

「嘘は、いけないよ
 
 そうだ、ソラ
 
 ソレイロリア
 動き出すでしょう

 本当に忙しくなるよね?」