白緑蝶"ever since【続】

「ソラ、窓が割れたら

 ・・・・・・
 
 どう、するの、よ」

私の瞳いっぱいに涙は溢れ
雫は何度も頬を伝ってゆく。

貴方は、真っ赤な薔薇を
胸の前、両腕で大切に抱えて
その場所に立ってる。

それは、まるで王子様のよう。

その花束を、私に差し出して
言うの。

「俺のジュリエット
 
 29歳の誕生日おめでとう
 
 ねえ、機嫌、直してよ」

「ソラのバカ、ほんと
 デリカシーなさ過ぎ」

「何言ってるの
 まだまた若いじゃない
 
 私なんて、ピー
 とても言えないわ」

「お姉ちゃんこんな時に
 笑わせないで・・・
 
 あそこ、見て
 カッちゃんまで笑ってる」