白緑蝶"ever since【続】

ユラの知らない空を僕は
知ることができる。

近づく僕と空の距離にユラは
悲しそうな顔をする。

どうして、ユラ、君は
そんなに悲しい顔をするの?

君の方が断然有利に事を
進められるだろう?

愛していると問えば
愛しているという言葉が
返ってくる。

君が願えば、どんなことでも
空は叶えてくれる。

結婚を願えば、すぐにでも・・

どうして、何も願わない?

「ソラなら心配ないよ
 
 ほらっ、休ませてあげよう」

「うん・・・」

僕は、少し腹が立って
心配そうに空を見つめる
ユラを空から引き離した。

どうして、願わない?