白緑蝶"ever since【続】

帰る準備に、もたついている
僕に聞こえる声。

「おいっ、帰るぞ」

「待って、もうすぐ

 ごめん・・・」

僕と空は隣同士、歩調を合わせ
て歩く。

「なあ、テオ
 何で俺の家なわけ?」

僕は、空の腕を取る。

「だって、僕の憧れの人
 
 ううん
 
 大好きなソラの傍に
 ずっと居たいんだもん」

「おいっ、ベタベタすんな
 歩きづらいだろう・・・
 
 この手、放せよ?」

「嫌だよ
 
 誰も見てないじゃん」

辺りを見渡す空が僕の方を
見た時、空の唇の近くに
僕の唇が触れた。