白緑蝶"ever since【続】

「そのつもりだったけど
 
 ダメ?」

テオさんは、私に問いかける。

私の答えは決まってる。

「何で、ひわに聞く?

 ひわの答えは・・・

 イエス」

「いいよ
 
 テオさん・・・」

「テオさん

 なら

 大歓迎だろう?」

私の声の上に、ソラの声が
かぶり、私がテオさんに
伝えたい言葉になった。

『いいよ
 テオさんなら、大歓迎』

私は大きく頷いてみせる。

「うん、歓迎するよ

 自分の家だと思って
 遠慮しないでね」

「ありがとう」

「チェッ

 また当分、お触り禁止かよ」