白緑蝶"ever since【続】

「ユラ
 そんなこと言っていいの?
 
 確かに吹っ切れたとは言った
 けど感情が全て消えてなく
 なった訳じゃない

 僕自身、このまま君達の傍に
 居るとこの想い、どうなるか
 わからないのに・・・

 『帰らなきゃいいのに』
 そんな事言って、本気にした
 らどうするの?

 このまま、ここに居座るよ」

「いいよ
 
 テオさんは、特別

 ずっとここに居ればいいよ」

上辺だけの言葉や、嘘の言葉
では決してない本当の言葉。

「specialかぁ、いいねぇ・・
 
 なんてね、冗談だよ

 僕は帰る」

テオさんの表情には、一点の曇り
もない、彼は前を見つめ、自分の
居るべき世界へ、潔く羽ばたいて
行く。

「ユラ、君は強くなったね
 
 僕の想いなど自信を持った
 君の愛には叶わない」