呆れて発した、ソラの言葉を
受けてテオさんは大きな声で
笑い出す。
「アハハハハハ」
笑っていたかと思うとテオさん
の瞳が、うっすらと輝きを放っ
た。それは、涙?
「テオさん?」
「君達のおかげで・・・
僕は今、吹っ切れたよ」
吹っ切れた・・・
何から?
「この僕は遠い昔、ソラに
よく似た人に、こっ酷く
振られた経験があるんだ
・・・
今のソラを見て、ふと彼だ
と思った瞬間、彼がこの僕
に呆れていると思ったら心
がスーッと軽くなったよ」
『俺の手に負えない』
解き放たれた感情・・・
「テオ?」
「そう、そうだったんだ
僕は・・・彼にそっくりな
君を愛したりしない
君が愛する者を決して
愛さない
好きになってなどやらない」
受けてテオさんは大きな声で
笑い出す。
「アハハハハハ」
笑っていたかと思うとテオさん
の瞳が、うっすらと輝きを放っ
た。それは、涙?
「テオさん?」
「君達のおかげで・・・
僕は今、吹っ切れたよ」
吹っ切れた・・・
何から?
「この僕は遠い昔、ソラに
よく似た人に、こっ酷く
振られた経験があるんだ
・・・
今のソラを見て、ふと彼だ
と思った瞬間、彼がこの僕
に呆れていると思ったら心
がスーッと軽くなったよ」
『俺の手に負えない』
解き放たれた感情・・・
「テオ?」
「そう、そうだったんだ
僕は・・・彼にそっくりな
君を愛したりしない
君が愛する者を決して
愛さない
好きになってなどやらない」


